ナースステーションに呼び出されて、ギブスのカットは始まった。
ギブスをしたときにおなかの胃の辺りをカットしたのはヒートカッター(超音波カッター?)だったけど、今回は何やら小型の丸鋸が用意されている。
看護婦さんが恐る恐る横腹にあてる、それはギューンと音を立ててギブスに食い込むんだけど、なんかしゃきっと切れている感じがしない。どうも思いきりが悪いようだ。
後ろでニタニタ見ていたフジエ先生がこらえ切れずに見本を披露。その丸鋸は、歯の部分が回転するのではなく、細かく振動しているものだったのだ。だからギブスに強く押し付けてギブスを破壊しながら進むんだけど、決して肌を切ったりはしないようだ。ただ、かなり力と思いきりがいりそう。
ともあれ無事ギブスは破壊され、コルセットへと変わる。
あまり痩せていない?普通は痩せるもんらしいが……(泣)。おにぎりを1個ずつ抜いてきた食生活も、効果を発揮していないか、、、、、。
んで、約1ヶ月ぶりの風呂。頭を洗うんだけど、腰は折れるが、背中が折れない。
まぁしょうがないか、ずっと固まっていたんだもんね。この背中をほぐしつつ強化していくのが、これからのリハビリになっていくのかなぁ。
井上さんやなんたっけ股関節脱臼の女の子は湯槽に入らなかったっていうけど、僕はちゃんと入ったぞ。中川君もちゃんと湯舟に浸かったというので、たぶん眼鏡を外すとほとんど見えなくなっちゃう僕らは平気なんだったのかもしれない(笑)。
バリアフリーとはほど遠い浴室でした(笑)。
夕方、北海道から父母来る。
もう少し元気だと、あちこち案内してあげられるんだけどねぇ(笑)。